生産品のご紹介

PRODUCTION GOODS

  • 春胡瓜

    春胡瓜

    昔ながらのこの味、この香り

    埼玉産直センターの春胡瓜は、昔ながらのブルーム胡瓜です。「ブルーム」とは胡瓜の表面に現れる白い粉(果粉)のこと。ブルームがあることで、胡瓜の水分の蒸散を防ぎ、皮が柔らかいのに、みずみずしく、胡瓜特有の香りまで守られます。パリッとした歯切れの良さが特徴で、サラダや漬け物に最適。多少の曲がりは鮮度や味、栄養には関係ありません。また、胡瓜に含まれるカリウムは、体内に蓄積されたナトリウムの排泄を促す働きがあります。

    農の匠

    胡瓜はとても繊細な作物です。少しのキズでも病気が発生するので、栽培には細心の注意を払っています。深谷地区の豊富で、良質な地下水で、春胡瓜はすくすくと育ちます。

    春きゅうり生産者 橋本 卓三さん

    春きゅうり生産者 橋本 卓三さん

  • ミニトマト

    ミニトマト

    いろどりの彩果(商標登録)

    トマトが赤いのはリコピンの色素のため。リコピンは体内の活性酸素を消去するカロテノイドの一種です。私たちミニトマト部会は34名の生産者で品種はみかど協和の小鈴エルを中心に栽培しています。栽培期間は7月上旬に定植し、8月下旬頃より出荷が始まり11月下旬までの出荷タイプと、8月上旬より定植し、9月下旬頃より出荷が始まり7月上旬頃までの出荷タイプになります。独自配合の有機肥料(ボカシ肥)を中心にした化学合成肥料を慣行の半分以下の使用で栽培しています。栽培履歴も明確にしていますので美容と健康のために安心してたくさん食べて下さい。

    農の匠

    真っ赤なミニトマトは美味しさの印。生で食べても美味しいですが、加熱するとさらに甘みが増し、リコピンも損なわれることはありません。お弁当やおつまみに、料理の幅を増やして下さい。

    ミニトマト部会の皆さん

    ミニトマト部会の皆さん

  • 水菜

    水菜

    瑞々しいシャキシャキ感が身上

    アクやくせがなく、シャキシャキした歯ざわりが特徴。肥料を使わず、水と土だけで作られていたことから、水菜と呼ばれるようになったと言われています。埼玉産直センターの水菜は9月から翌年6月頃まで収穫します。冬の寒さに強く、霜にあってからの方が柔らかくておいしくなります。鍋料理はもちろん、最近、サラダ野菜としても人気急上昇の水菜。埼玉産直センターでは、10aあたり2tもの堆肥を投入し、力のある土で栽培して、病気も少なく丈夫に育った水菜をお届けしています。

    農の匠

    土作りには埼玉産直センターのボカシをメインに使って、化学肥料の使用を慣行栽培の1/2に抑えています。皆さんに安心して食べてほしいから、私たちは努力を惜しみません。

    水菜生産者 戸塚 初男さん

    水菜生産者 戸塚 初男さん

  • 中玉トマト

    中玉トマト

    旨味がぎっしり詰まっています

    大玉トマトとミニトマトの中間的なサイズの品種で、果実がピンポン玉ぐらいの大きさです。ミニトマトよりも食べ応えがあり、大玉のようにカットせずに1口で食べられるトマトです。色素成分で抗酸化物質のリコピンを豊富に含み、酸味が少なく糖度が高い旨みのあるトマトです。栽培期間は7月上旬に定植して、翌年の6月下旬まで収穫する周年栽培をしています。

    農の匠

    土作りを最重要と考え、部会員全員が同じぼかし肥料(独自配合した有機肥料と土を混ぜ発酵させたもの)を使っています。

    中玉トマト生産者 戸塚 夏樹さん

    中玉トマト生産者 戸塚 夏樹さん

  • こねぎ

    こねぎ

    さわやかな辛味は薬味の定番

    原産地の中国では、紀元前から栽培され、体を温め疲労を回復する薬用植物として珍重されていました。特有のにおいのもとは、硫化アリル。ビタミンB1の吸収を高め、血行を高める働きがあります。血行が良くなると、体を温め、肩こり解消や風邪の症状改善に役立つと考えられます。水はけの良い土地を好み、生育適温は12~22℃と低いですが、耐寒性、耐暑性ともに強い作物。あさつき、わけぎのように薬味だけでなく、汁の実、ぬたなど料理の材料として、幅広く使ってほしい野菜です。

    農の匠

    こねぎは、葉の緑色 の部分が多いねぎ。白ねぎのような土寄せせず、若くて細くやわらかいうちに出荷します。埼玉産直センターでは、土で栽培する土耕栽培をしています。

    こねぎ生産者の皆さん

    こねぎ生産者の皆さん

  • ネギ

    ネギ

    郡を抜く、柔らかさと甘味

    埼玉県北部に位置する深谷地方は、寒暖の差が激しい内陸性の気候です。利根川右岸の肥沃な土地に恵まれた沖積土の土質が、ねぎの栽培に適しています。深谷ねぎは風味、甘味、柔らかさが群を抜いており、全国的にも有名。産直センターでは昔ながらの品種「農権ねぎ」や新しく開発した「ホワイトスター」を生産しています。種蒔きから収穫まで10ヶ月。正に丹精こめて栽培したねぎです。収穫間近のねぎは、葉先を空に向かってピンと伸ばし、とても美しいものです。

    農の匠

    土作りは農業の基本。産直センターのボカシ肥料を投入して、農薬・化学肥料の使用をおさえる努力をしています。もちろん、栽培履歴も明確にして、安心・安全なねぎをお届けします。

    ネギ部会の皆さん

    ネギ部会の皆さん

  • 小松菜

    小松菜

    くせなく、やさしい味わい

    濃緑色の丸葉で、葉柄は平丸型。弾力性があり、耐暑性に優れた小松菜を生産しています。小松菜の栽培は、利根川と荒川の間に位置し、古くからねぎの生産で知られている、深谷・岡部・本庄地域で行われています。生産者は、利根川の肥沃な沖積土に、埼玉産直センターの有機肥料を投入することで健康的な土作りを実践。埼玉県慣行栽培の1/2の農薬で栽培する小松菜は、多汁質で光沢があり、柔らかでアクが少なく、さっぱりとした味わいです。さらに、冬は赤城山から吹き降ろす風により味がぎゅっと引き締まります。この時期は「北風の小松菜」(商標登録)として出荷をしています。

    農の匠

    おひたしや味噌汁だけでなく、シャキシャキしたフレッシュな歯ざわりは、ラ-メンやうどんの具にもお試しください。見た目はごついですが、味には自信がありますよ。

    小松菜生産者 吉岡 利明さん

    小松菜生産者 吉岡 利明さん

  • やまと芋

    やまと芋

    畑の鰻!粘り強さが自慢です

    大和芋の栽培には土を選びます。どこでも作れる芋ではありません。相次ぐ利根川の氾濫により、運ばれてきた川底の砂が堆積したこの土地は、大和芋を作りだす力があります。手の指を開いたような形が一般的ですが、それは水分不足のため、大和芋が水を探りながら成長するから。十分な水がいきわたるように、大事に育てる私達の作る大和芋は、開きが少なく、粘りが強く、甘味もたっぷりです。遠い昔には、薬として使われていたと言われるくらい、滋養のある大和芋です。

    農の匠

    大和芋は深谷ねぎの生産より歴史が古く、明治時代に始まりました。麦飯との相性は抜群!大和芋のトロロ汁の、甘味と旨味のある味わいを、是非試していただきたいと思います。

    大和芋部会の皆さん

    大和芋部会の皆さん

  • ごぼう

    ごぼう

    注目の食物繊維がたっぷり

    ごぼうは、ユーラシア大陸の北部に広く野生している植物。日本には、10世紀以前に中国から、薬草として渡来していたといわれていますが、ごぼうを栽培し、食用にしているのは世界中で日本だけのようです。シャキシャキした歯ざわりと独特の香りが欧米人の好みには合わないようです。その独特の歯ごたえは、炭水化物の一種のイヌリンと繊維質のセルロース。その含有量は野菜の中でトップクラスです。ともに腸を掃除し、便通をよくする働きもあり、薬効が注目されている野菜の一つです。

    農の匠

    ごぼうの皮の近くにうまみと香りがあるので、皮は包丁の背で薄くこそげるだけにしてください。切ったら水にさらしますが、酢を数滴たらすと、あくを抑え褐変が防げます。

    ごぼう部会の皆さん

    ごぼう部会の皆さん

  • レタス

    レタス

    肉質柔らかく、歯切れが良い

    レタスはデリケートな野菜。温暖で、程よく雨量もある気候が栽培に適し、気温15~20℃でもっともよく成長します。埼玉産直センターのレタス部会は、葉肉がやや厚い品種を選び、年3回の作型で、夏の暑い時期を除く、10月~翌6月までの長い期間供給しています。食味が良くて柔らかく、食感も良いレタスが生産できるよう、有機質肥料を投入し、土の中の生態系を整え、作物に有用な微生物を増やす農法を実施。健康な土からは健康な作物が育ち、農薬を減らすことが可能となりました。

    農の匠

    レタスの栽培は、定植から2週間は目を離せない状態。お天道様とのにらみ合いが続きます。また収穫時は成長が早いので、一つづつころあいを見ながらのスピード勝負です。

    ロジレタス生産者 松本 英夫さん

    ロジレタス生産者 松本 英夫さん

  • カリフラワー

    カリフラワー

    日差しを浴びて甘さが凝縮

    カリフラワーは外観からでしょうか。別名花キャベツとも言われています。ビタミンCといえばすぐに思い浮かぶのがレモンですが、実は淡色野菜であるカリフラワーには、これに負けないほどのビタミンCが含まれているそうです。ビタミンCといえば、高い抗酸化力や美肌などのほか、風邪を予防する効果もあり、カリフラワーは、冬の食卓には欠かせません。

    農の匠

    カリフラワー生産者 強瀬 文彦さん

    カリフラワー生産者 強瀬 文彦さん

  • 春トマト

    春トマト

    味の決め手は、酸と甘のバランス

    利根川流域の肥沃な土壌が広がり、晴天が多く日照量が多い気候は、たくさんの太陽の光が必要なトマトの栽培に適しています。春トマトは9月に種を蒔き、11月にハウスに定植します。それから長い冬の間、温度や湿度管理に気を使いながら、病害虫の予察や防除を怠ることができません。甘味があり、食味の良いトマト作りのための土作りには、有機質肥料を配合した発酵堆肥を投入。土の中の生態系を整え、作物に有用な微生物を増やして、化学肥料を県の使用基準の半分以下にしています。

    農の匠

    春トマトは生育期間も長く、栽培は難しいのですが、大切に育てる分、子育ての様な気分になります。出荷は我が子の旅立ち。皆様の豊かな食卓の一役を担うことを願っています。

    春トマト生産者 高柳 仁さん

    春トマト生産者 高柳 仁さん

  • 大根

    大根

    土の栄養分をたっぷり吸収

    私達の大根は、葉がおいしく食べられる時期の、4月中旬から5月中旬と10月中旬から11月には、葉付の状態でお届けしています。大根畑の土作りは、埼玉産直センター独自の有機発酵肥料を使用。山土を中心にオカラ・鶏糞・魚粉などと、さいたまコープの桶川生鮮センターから出るざんさ(肉や魚の骨や内臓など)を混ぜ合わせて、微生物菌で発酵させたものです。経費はかかりますが、連作障害を防ぎ、作物に必要な養分を吸収しやすく、おいしい野菜ができるような「土作り」をめざしています。

    農の匠

    大根の葉は色鮮やかで、とても美味しいものです。油炒めや大根と一緒に浅漬けに、また、茹でてサラダ風など、色々な料理方法で旬の野菜として、ご家族でお楽しみ下さい。

    大根生産者 河井 貴信さん

    大根生産者 河井 貴信さん

  • チンゲン菜

    チンゲン菜

    油との相性は抜群!

    鮮やかな緑色で光沢が良く、繊維が柔らかく、ほんのりとした甘みと香りが自慢のチンゲンサイです。チンゲンサイの部会員は、8名。夏の暑い時期を除く、9月下旬から翌年5月までの長い期間、供給しています。チンゲンサイは、暖かい時期は播種から40日程で収穫しますが、寒い冬の時期は約80日と2倍の時間がかかります。しかし、1~2月の寒さを受けたものは甘味が増し、美味しいチンゲンサイとなります。油炒めはもちろん、漬物や、お浸し、みそ汁で、歯ざわりの良い味をお楽しみください。

    農の匠

    農薬を出来るだけ控えて栽培しているので、秋の収穫の時に苦労するのが害虫被害。美味しいものを良く知っているようで、私たちのチンゲンサイはとっても虫に好かれます。

    チンゲン菜部会の皆さん

    チンゲン菜部会の皆さん

  • キャベツ

    キャベツ

    噛みしめるとほのかに春の味

    球のしまりがゆるく、球内の葉が緑色を帯びた「春系」といわれるキャベツです。柔らかく、ほんのりと甘味のある味は、是非生食や浅漬けで楽しんで下さい。このキャベツの生育に適した気温は15~20℃。夏の厳しい暑さを嫌います。すがすがしい春の日差しを、たっぷりと浴びたキャベツは、非常に生育が早いため、収穫に適した期間が非常に短く、一つずつ、生産者がころあいを見ながら、人の手で収穫作業をしますので、大変手間と時間がかかります。

    農の匠

    キャベツの収穫作業は、腰を曲げての辛い作業ですが、収穫の時期の畑では、カッコーの鳴き声がひびき、疲れも忘れひととき、心の中に涼風がそよぐ気がします。

    キャベツ生産者 中村 一郎さん

    キャベツ生産者 中村 一郎さん

  • ズッキーニ

    ズッキーニ

    調理方法はいろいろ

    ズッキーニの原産地はアメリカからメキシコの中南米で、栽培が始まったのはヨーロッパに伝わった16世紀頃からだと言われています。日本へは戦後になって導入されたようです。ズッキーニはカボチャの仲間で、形はキュウリに似てますが、和名(つるなしカボチャ)といいます。焼くもよし、煮てもよし、又油類ととても合います。塩・コショウの味付けだけでもとっても美味しいです。ズッキーニはカロリーが低く、女性の味方の食物繊維も含んでいるので、他の夏野菜と一緒にたくさん食べて下さい。ダイエットにはオススメの食材です。

    農の匠

    ズッキーニは病気に弱く作るのに大変苦労します。そんな手間のかかるズッキーニを、私たちは"愛おしく"大事に育てています。出荷期間は、4月下旬~6月下旬です。皆さんよろしく!!

    ズッキーニ生産者 大塚さん

    ズッキーニ生産者 大塚さん

  • ブロッコリー

    ブロッコリー

    鮮やかな緑のつぼみを食す

    深谷市内の岡部地区では、関東地方のブロッコリーの大産地です。秋物は11月~3月上旬の約17週間、春物は4月中旬~6月中旬の約8週間が出荷期間となります。春物は、早生の品種改良もあり、出荷時期が少しずつ早まっていますが、露地栽培では秋物と春物の境が品薄となってしまいます。この秋物と春物の境となる時期はハウス施設で栽培する事により、一定量を供給できるような体制をとっています。

    農の匠

    つぼみが密生して、硬く締まっているものを選果し、出荷しています。紫がかっているのは、日光をたっぷりあびて、霜を受けたもので、甘みが濃く美味しい証拠なんです。

    ブロッコリー生産者 大塚 友幸さん

    ブロッコリー生産者 大塚 友幸さん

  • ほうれん草

    ほうれん草

    寒さがくれる天然の甘味

    ほうれん草は、冬が旬。寒さをしのぎ、なるべく多くの太陽を浴びるため、ほうれん草は地面をはうように、その葉をめいっぱい広げて生育していきます。冬の厳しい寒さの中、生育の進歩は遅いのですが、濃い緑の葉が肉厚で、強い甘味があるのは、ほうれん草自体が寒さから身を守るため、糖分を蓄えるからです。冬霜が降りた頃より甘みも増し、一段と美味しいほうれん草になります。乾燥に注意して保存し、下茹でしてアク(シュウ酸)ぬきの下処理の後、調理することをおすすめします。

    農の匠

    定期的に圃場を変えて輪作体制を守り、露地栽培にこだわって、ほうれん草を栽培しています。赤い根の近くは、甘味も強く栄養も多い部分。上手に調理して食べて下さいね。

    ほうれん草生産者 吉岡 渡さん

    ほうれん草生産者 吉岡 渡さん

  • 茄子

    茄子

    太陽と人の手が作る夏の味

    深谷市の岡部地区のなす栽培は、低温と乾燥に注意しながら、4月中旬頃に定植し、出荷時期は5月上旬~10月下旬までの約6ヶ月間。この地域の夏の気温は35度以上で夕立も多く、この高温・多湿の気候が、なすの生育に適しています。反面、曇りや雨の日が3日続くと収穫量に影響があり、毎日おてんとう様とにらめっこの農作業です。また、なすの実に日光を当てるためには、不必要な枝や葉を取り除くことが必要です。一つひとつ人の手で丁寧に作業し、品質の良いなすをお届けしています。

    農の匠

    朝収穫した鮮度の良いなすを、当日中にセットして、翌日には発送しています。浅漬け・天ぷら・中華風料理・焼き物など、なすは変幻自在の料理素材。たくさんご利用下さい。

    茄子部会の皆さん

    茄子部会の皆さん

  • 人参

    人参

    色鮮やかに、甘みは深く濃い

    春人参は12月下旬に種を撒き、5~7月初めぐらいの収穫。秋人参は7月下旬ごろに種を撒き、12月初めに収穫が始まります。土作りには有機質肥料を使っているので、程よく重みがあり、柔らかい土となり、人参はその中で、約半年という時間をかけて、じっくりと育ちます。鮮やかなオレンジ色で、風味が濃く、甘味のあるのが特徴の「向陽2号」「ひとみ5寸」「黒田越冬5寸」という品種を選んでいますので、煮物・サラダなど、どんなメニューも一味違った一品となります。

    農の匠

    人参は種蒔きして育てますから、その発芽のタイミングをそろえるのが難しいものです。草取り、間引きなどの作業は、その手間と、根気、夏の暑さ、冬の寒さとの戦いです。

    人参生産者 比留間 良典さん

    人参生産者 比留間 良典さん

  • とうもろこし

    とうもろこし

    かぶりつきで味わいたい

    種は2月下旬から3月上旬にかけて蒔き、出荷期間は6月上旬から始まり、7月20日頃まで続きます。作付の品種は全てバイカラー系で、黄色いとうもろこしより少し大きめ。まろやかな甘さで、平均的にバランスの良い食味の品種を栽培しています。とうもろこしは鮮度の要求される野菜ですから、できるだけ気温の低い時間帯に収穫するのがベスト。生産者達は、、夜の明け切らない早朝から収穫を始め、その日のうちに出荷して、できるだけ鮮度の良いとうもろこしをお届けします。

    農の匠

    とうもろこしは、時間の経過とともに甘みが減少し、温度が上がったまま保存すると、劣化が早くなります。冷蔵庫で保存し、できるだけ早めに茹でて、召し上がりください。

    とうもろこし生産者 新井初秋さん

    とうもろこし生産者 新井初秋さん

  • モロヘイヤ

    モロヘイヤ

    暑さも乗り切る粘り

    原産地はエジプトといわれ、クレオパトラも好んで食べたとか。古代エジプトの伝説に、どんな薬を飲んでも治らなかった王様の難病がモロヘイヤ のスープで治ったという話があります。以来、モロヘイヤをアラビア語で「王様の野菜(ムルキーヤ)」と呼ぶようになったのが語源のようです。難病を治してしまうほどのモロヘイヤのパワーは、食事の偏った現代人にも必要なようです。

    農の匠

    モロヘイヤは、葉が濃い緑色で、葉先や、茎の切り口が変色していないものを選別し、出荷しています。鮮度が落ちると、硬くなってしまうので、なるべく早く食べてください。

    モロヘイヤ生産者 久米原 恒夫さん

    モロヘイヤ生産者 久米原 恒夫さん

  • にがうり

    にがうり

    この苦味がクセになる!

    にがうりの栄養成分で注目されるのは、なんと言ってもビタミンC。熱を加えてもビタミンCの損失が少ないのが特徴で、夏の疲労回復にうってつけです。埼玉産直センターでは、2004年からにがうりの出荷を開始し、部会員は現在4名。毎年5月に定植して、7~10月に収穫します。にがうりは生育が早く、日に15~40cmもつるが伸びます。ですから、つるを這わせるネットは壮大なものになります。埼玉産直センターの有機肥料で作った土と、夏の暑さ、強い日差しが、品質の良いにがうりを育てます。

    農の匠

    にがうりの包材には、1本づつ生産者の名前が入っています。栽培履歴が明確で、安心・安全な作物として、自信をもって皆様にお届けできる証です。

    にがうり生産者 大塚 友幸さん

    にがうり生産者 大塚 友幸さん

  • 秋胡瓜

    秋胡瓜

    パリッと歯ざわりが瑞々しい

    秋胡瓜も、春胡瓜と同様、ブルーム胡瓜です。温度が高くなると胡瓜の表面に現れる白い粉は、ブルームと呼ばれ、胡瓜の水分の蒸散を防ぎます。皮は柔らかく、瑞々しい歯ざわりと爽やかな胡瓜の香りが特徴です。土づくりは、産直センターのボカシ肥料、有機質肥料を配合した発酵堆肥を投入し、土中の生態系を整えています。苗の定植前には、強い日差しを利用して、土壌の太陽熱消毒を実施。食卓のポピュラーな野菜ですから、安全な野菜作りを心がけています。

    農の匠

    「美味しいきゅうりを届けたい。」そんな気持ちでブルーム胡瓜を栽培しています。きゅうりの旬の時期に、やわらかくシャキシャキの私たちのきゅうりを是非味わって下さい。

    秋胡瓜生産者 並木 武始さん

    秋胡瓜生産者 並木 武始さん

  • 秋トマト

    秋トマト

    品質重視で、毎日真剣勝負

     秋トマトの生産者は秋はトマトを作り、春はきゅうりを作る輪作体系をとっています。苗は、夏の暑い時期の7月11日~7月19日ごろに定植し、出荷のピークは9月。しかしこの時期、高気温で湿度の変化が激しくなるとトマトにヒビが入り、多くのトマトが廃棄処分となります。また11月に入ると気温が下がることから、トマトの実の付きが悪くなり、出荷量は9月の1/3位になります。秋トマトは出荷の初めから終了するまで、出荷量の波が大きく、その苦労は絶えることがありません。

    農の匠

    食味の良いトマトのために、大豆・カニガラ・綿実カス・ゼオライトなど、独自の肥料を作り、土作りに役立てています。暑い夏に愛情を込めて栽培したトマトをご賞味下さい。

    秋トマト生産者 川田 彰さん

    秋トマト生産者 川田 彰さん

  • 春菊

    春菊

    独特の風味と香りを楽しむ

    春菊には、β-カロテン・ビタミンC・ポリフェノールの抗酸化物質が含まれています。これらの成分は、風邪のウィルスなどからカラダを守る物質です。寒い時期の鍋物に欠かせないというのも、うなずけます。古くからねぎの産地として知られている、埼玉県北部・利根川と荒川の間に位置するこの地域の春菊生産者は、常に健康な土づくりを心がけ、寒さに強く、味のよい品種で、こだわりの春菊栽培を行っています。

    農の匠

    露地栽培とハウス栽培を時間差で行うことで、より良い品を長い期間、確実にお届けできる体制を整えています。柔らかく、ビタミンの豊富な春菊を、鍋物だけでなくいろんなメニューで食べてください。

    春菊生産者 中村 収一さん

    春菊生産者 中村 収一さん

  • 白菜

    白菜

    寒くなるとぐんと甘みを増す

    白菜は15~20℃の冷涼な気候を好みます。キャベツよりも高温に弱く、また寒くなると球の中のほうの葉の成長が止まり、しまりのよい球になりません。白菜の栽培は、天候の状態を見据えた、種蒔きの時期が重要となります。埼玉産直センターの白菜は、葉肉が黄色みを帯び、色鮮やかな「黄芯種」などです。水分の多い白菜は冬場凍結しないよう、外葉をまとめて1つづつ上から荒縄でしばり、収穫を待ちます。白菜は冬ごもりをすることで、甘みが増していきます。

    農の匠

    埼玉産直センターの白菜は、ボカシ肥料を主体に栽培しており、農薬散布を控えた安心安全な白菜作りをしています。霜が降りるたびに甘味が増す、美味しい白菜をお届けします。

    白菜生産者 吉田 義博さん

    白菜生産者 吉田 義博さん

  • いちご

    いちご

    旨さは生産者の努力の結晶

    利根川の肥沃な土質と、冬場の日照量日本一(熊谷地方)はいちごの栽培に最適な土地柄。埼玉産直センター自前の有機発酵肥料や黒砂糖の発酵堆肥の投入を行って、化学肥料は使用していません。防除には天敵や虫取りリボンなどを使って、農薬は埼玉県の防除基準に基づき、極力少なくするよう、努力しています。また出荷の際は、出来るだけいちごに触れる回数を少なくするため、バラ詰にしています。市場出しの様に、きれいに並んではいませんが、見た目より鮮度を重視しています。

    農の匠

    いちごは、苗を作るのに多くの手間と時間がかかる作物です。幾度も改良を加え、育苗期間から安全性に気を配りながら、厳しい気象状況に負けない健康な苗を作っています。

    いちご部会の皆さん

    いちご部会の皆さん

  • 生活協同組合ユーコープ
  • 生活協同組合コープみらい
  • 東都生活協同組合